4月第5週 

 4月25日(月)は、静岡県立浜松特別支援学校の城北分校にお邪魔しました。平成23年4月6日、静岡県立浜松城北工業高校内に2階建ての校舎で開校しました。比較的軽度な知的障害を有する者で就業意欲があり、知的障害特別支援学校に通学することが適切である高等部該当者を対象とする普通科3学年6学級54人定員の学校です。
 ものづくり教育や資格の取得などに重点を置いた実践が行われ、遠州地域の産業を支えている工業技術者を育成している浜松城北工業高校の中に設置されることから、職業的自立ができる人を育てることを目標とするエリート高校となります。
 開校式・入学式には、17人の入学を祝い、400人を超える城北工業高校の生徒さんにも参加していただいたそうです。今後とも、交流、共同学習などを進め、双方に価値のある共生・教育が進められることを期待しています。また、まだまだ実習用の設備や場所なども不足しており、地域や産業界のご支援をよろしくお願いします。

 4月26日(火)は、浜松ターミナル開発株式会社の取締役会がありました。第31期となる平成22年4月1日から平成23年3月31日までの期末決算の承認などが決議されました。厳しい経済環境ですが、リニューアル効果などで何とかやっているという感じです。今後、東日本大震災の影響などが心配になります。

 4月27日(水)は、東海地震に備えた情報伝達・動員訓練がありました。午前7時に市内で震度7の地震が発生したという想定で、第三次非常配備体制が発令されましたので、自転車で市役所に参集しました。約40分ですので、1時間以内の参集となります。8時40分からは、訓練災害対策本部会議が開催されました。
 その後庁議があり、ギャラリーモールの開設についての報告などがありました。遠鉄百貨店と遠鉄新商業ビルの間のギャラリーモール上空に大屋根を掛け、全天候型のイベントスペースが10月1日にオープンしますが、5月9日から利用申請の受付が始まります。大屋根の下は、1,500㎡で電源や水道も利用可能です。利用料金の減免制度もありますので、にぎわいイベントなど活発に利用していただきたいと思います。
 また、シティプロモーション推進本部会議がありました。本年度の推進テーマは「がんばろう日本!浜松の元気を全国へ。」とし、タグライン「みんなで創る、元気な未来。」の導入も決まりました。市制100周年をキーに浜松の認知度向上に努めてまいります。

 4月28日(木)は、緑のふるさと協力隊の小林成彦さんと高橋智さんのお2人にお越しいただきました。小林さんは北区引佐地域、高橋さんは天竜区佐久間地域に約1年間滞在していただき、農業に従事するとともに、伝統行事や祭典、イベントなどの企画や実行をすることとなります。それぞれ特技を生かして、地域の活性化に活躍していただきたいと思います。
 午後、小沢市議の紹介で、浜岡原発を考える静岡ネットワークから鈴木事務局長と佐野静岡市議が、要請書をお持ちくださいました。東日本大震災による福島第一原発の事故が未だに収束しない中で、原発に対する不安が増加しています。一刻も早い解決を願うところですが、浜岡原子力発電所の安全確保も大きな課題だと思います。但し、要請書のように「浜岡原発を一刻も早く無条件に停止するよう、中部電力と静岡県知事、および政府に要請する」というのは、いかがかと申し上げました。不安を煽ったり、停止したりするだけでは、解決しない問題だと思います。計画停電の影響も大変だったとお聞きしています。浜岡原発だけ停止すればいいのではなく、日本全体でのエネルギー政策の見直しが必要ですし、当面の安全の確保が必要だとお話ししました。

 4月29日(金)は、行革審の勉強会がありました。フラワーパーク、フルーツパーク、動物園についてと行革審答申の進行管理についての説明、質疑が行われました。

 先週の自民党に続き、4月27日には市議会会派「創造浜松」から、抜本的な地震対策の再検討、津波対策、浜岡原子力発電所の安全確保とともに、催事自粛の見直しについての提言をいただきました。4月25日には、浜松商工会議所青年部から東日本大震災による自粛ムード払拭に向けた取り組みの要望をいただきましたが、中止となったイベントの変わりのイベント実施を要望されています。5月3日4日5日の浜松まつりは中止ですが、浜松まつり関係者からも、今後の対応や来年のまつりなどについてご意見を伺っています。


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この記事へのコメント
4月28日(木)浜岡原子力発電所

今回、東北地方を襲った津波と同じ規模の津波が浜岡原子力発電所に押し寄せたらどうなるの?東海地方の沖合いで地震が起こる可能性は極めて高い。中部電力が防潮堤などを建設するまでは原子力発電所の運転を停止するのは当然だろう。中部電力の原子力発電比率は14%で低い。この機会に原子力発電をやめるべきだろう。
Posted by 納税者 at 2011年05月03日 19:00
お世話になります。

ご公務誠にご苦労様です。
7ケ月になったベビーのお世話を頑張っております。
気がつけばいい中年になりましたので、『介護を語る会』『外国の子供の援助』『飼い主のいない犬・猫の援助』福祉活動等も頑張りたいと思っております。

またお会い出来るときを楽しみにしております。

岬や サクラ
Posted by 岬や岬や at 2011年05月06日 16:49
 納税者 様
 
 本日の新聞では、首相が浜岡原発の全停止を中電に要請し、中電も受け入れる見通しだそうです。
 地震や津波への備えが現状では不十分だということですが、今までの政策は一体何だったのでしょうか。停止すれば、安全が確保されるというのであれば、停止すべきですが、何が安全なのか、わかりにくいと思います。
 国全体のエネルギー政策の見直しが必要だと思いますが、他地域はどうなるのでしょうか。
 さまざまな意見が出てくると思います。
Posted by 山崎山崎 at 2011年05月07日 11:53
 岬や サクラ 様

 ブログで、お子様の成長の具合を拝見しています。かわいいですね。
 さまざまな活動もすばらしいと思います。
 おもいやりを形にしていただいていることに敬意を表します。がんばってください。
 久々のコメントありがとうございました。
Posted by 山崎山崎 at 2011年05月07日 11:57
副市長殿

国のエネルギー政策と浜岡原発の津波の危険性は明確に別々の問題にも関わらず、無理に関連付けるところは小役人の悪い癖だぞ。IAEA国際原子力機関では浜岡原発を世界で最も危険な原発と位置づけている。福島第一原発は地震ではなく津波であれだけの被害を受けて大きな影響を及ぼしている。もし浜岡原発を運転して、東海地震が発生して津波被害を受けたら誰が責任を取るのか? また日本は世界からどのように見られるか? よく考えてもらいたい。
Posted by 納税者 at 2011年05月07日 19:03
 納税者 様

 いろいろなご意見があると思います。
 今後、新エネルギーや省エネルギーなど、産業や日常生活への影響も表れてきます。
 さまざまな影響を考慮しながら、できることからやるということが大切だと思います。
Posted by 山崎山崎 at 2011年05月15日 09:37
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