5月13日(水)には、浜松市美術館の
静岡県立美術館・浜松美術館合同企画展「石田徹也展と静岡県ゆかりの画家」を見学しました。浜松市に赴任して、初めて美術館を見る機会となりました。なかなか興味深い企画展でした。新美術館建設の話もあり、そういう目で見ると、少し小ぶりの美術館という気がします。浜松城公園の中という環境のいい場所にあります。また、
静岡県西部地域富士山静岡空港利活用促進協議会の総会がありました。開港日6月4日発と6月11日発のマカオチャーター便について、満席となった旨の報告があり、主催者として、商工会議所、観光コンベンションビューローとともに浜松市が参加するよう求められました。国のVJC(ビジットジャパンキャンペーン)事業に採択された事業についても説明がありました。
5月14日(木)には、県庁の関係各課を訪問し、浜松市と県の課題について調整しました。冨士山静岡空港については、13日の利活用促進協議会について説明しました。6月4日の開港に向けた準備状況や各便の予約状況については、順調に進んでいるそうです。
5月15日(金)には、午前中、静岡大学の相原教授とお話をしました。経営の専門家で、浜名湖地域の観光振興についての提案をいただきました。午後には、浜名湖立体花博に出展していただく藤沢市の山田副市長が、お見えになりました。湘南海岸のモザイカルチャーを出展していただくとのことで、フラワーパークにどのように出展するか現場を見ていただくことになっています。山田副市長は、神奈川県庁から出向されているそうで、県政と市政の関係について話が盛り上がりました。
国は、経済対策として大型補正予算を編成する一方、公務員の6月のボーナスを1割カットすることを決め、それぞれ地方公共団体にも対応するよう指示しています。
地方分権の名のもとに、税財源の三位一体改革として、国庫補助金と地方交付税を約10兆円減らし、地方財政を危機に追い込んできました。
地方公共団体は、行財政改革を推進し、補助金を削減し、人件費の削減に取り組んできました。突然、多額の国庫補助金を使えと言われても、混乱するばかりです。地方財政健全化法で、地方に借金を減らし、小さな政府とすることを強制しながら、国の借金による大盤振る舞いに協力せよというのは、無理があります。
いくら緊急経済対策と言っても、政策転換をするのであれば、その場限りの政策は許されないのではないかと思います。小さな政府を目指すという現政策と整合性のある経済対策は、
減税だと思いますがいかがでしょう。
国の補正予算フィーバーに対して、地方公共団体は、苦しい選択を迫られています。地方負担額を補うために、国が
借金で補てんすると言われても、
将来、確実にそのツケを背負わされるという実績があります。