使用料

 歳入項目としては、使用料及び手数料とまとめて表示されますが、ここでは、分けて説明します。

 使用料は、ホール・会議室など、公共施設の利用に当たり、使用料条例を定めて負担していただくものです。浜松市の平成20年度当初予算では、40億1,700万円を計上しています。最も多いのは、住宅使用料と区分していますが、市営住宅の家賃で、15億9,800万円です。

 その他では、道路占用料6億300万円、幼稚園保育料3億8,900万円、夜間救急室使用料1億6,700万円、高等学校授業料1億4,500万円、発達医療総合福祉センター診療所使用料1億4,000万円などが、1億円を超える金額になっています。

 これらの公共施設は、特定の利用者のための施設となっていますので、受益者負担という観点から負担をしていただいているものです。税金で作った施設ですから、あくまでも提供サービスの経費の一部を負担していただくものであり、民間の施設のように収益を上げるものではありません。

 使用料の額については、基準を設けて算出し、市議会の審議を経て決められることとなります。使用料をできる限り安価にするというのは、行財政改革の成果として、わかりやすいものだと思っています。県では、3年見直しというルールがあり、3年毎にかかる経費との比較をして、見直しをしていました。

 施設の建設費、減価償却費、管理運営費などの経費と使用料負担の関係をわかりやすく情報公開することが必要だと考えており、そのための取組をすすめています。


同じカテゴリー(行政用語)の記事
イベントの評価
イベントの評価(2010-03-13 06:44)

一時流用金
一時流用金(2010-01-30 09:03)

鍛冶町地区再生事業
鍛冶町地区再生事業(2010-01-08 22:30)

情報化について
情報化について(2009-12-29 08:00)

諸収入
諸収入(2009-05-15 22:56)

繰越金
繰越金(2009-04-03 19:48)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
使用料
    コメント(0)