浜松市は、「小さな市役所、大きな区役所」の考え方で、区役所において、できるだけいろいろなことができるようにするため、予算や権限をできるだけ多く、区長に与えることとしています。
政令市になって、区役所ができ、ようやく半年が過ぎようとしています。いよいよ来年度に向けて、予算、組織、人事など、執行体制についての協議も始まります。
大切なのは、利用する市民の皆様にとってどうかが第一。ただし、次に大切なのは、仕事をする職員にとってどうかです。
地方分権で問題なのは、権限委譲の名のもとで、実質的には、予算・権限を保留しておいて、仕事ばかり押し付ける。というやり方だと思います。住民の声が反映されるには、住民と直接接する行政部門の声が、行政に反映されることが大切です。
同時にこれを監視する部門も必要ではありますが。合併して政令市になって、区役所ができて、求めているサービス向上ができるのかどうか。区役所、地域自治センター、土木整備事務所と複雑な仕組みを、どのようにしていくのがいいのか。正面から取り組みます。
区役所について、ご意見をいただけるとありがたいと思います。
> 「小さな市役所、大きな区役所」の考え方
市民に近いところに経営資源を集中するという考え方ですね。
行政学的、行政経営的な観点から詳しくお話をお伺いしたい方針です。
> 住民と直接接する行政部門の声が、行政に反映されることが大切です。
共感です。
副市長の目となり、耳となる信頼できる職員が区役所等を中心に市内全域に散らばり、粋のいい現場情報を収集してこられることを願っています。
そこから、分析、政策立案と連綿として仕事ができれば、市民のための機能的な政策組織が構築できます。
> 区役所、地域自治センター、土木整備事務所と複雑な仕組みを、~
経験のないことは分からないというか、政令市になると、いろいろありますね。。。。。。。(~ ~;
勉強させていただきます。
市職員のかたも政令市としての組織で仕事をするのは未経験なはずですから、相応規模の行政組織で職務経験のあるかたが舵取りをする必要がありましょう。
kinkinさま
コメントありがとうございます。
アドバイスもあり、市役所の内部で、
職員提案を受け付けるシステムを立ち上げてみました。
目となり、耳となる職員からの投稿を期待しています。
ただ、政令市といっても、まだまだですから。
中央の環境保全課に問い合わせても区役所の区民生活課から連絡が来ました。
問い合わせた部署と応対する部署が違うので対応に不満がありました。
正直な話、中央が面倒くさい、どうでもいいと思った問い合わせを区役所に丸投げするんじゃないでしょうか。
終いには何か問題があった時に互いに責任転嫁をしそうです。
ksk さま
コメントありがとうございます。
ご指摘のように、区役所と本庁の関係が、
うまく整理されていないと感じています。
特に責任転嫁というのは、公務員の得意技ですから、
厳しい監視が必要だと思います。
いろいろ工夫しながら、改善していきますので、
改善策についてのご提案もお願いします。
市役所と区役所は同じ地方公務員なのに、
意識に格差があるように感じられます
市役所職員は、区役所職員より冷たい印象を受けます
市役所だから偉いという意識は捨てていただきたい
仕事さえこなせればいい職員ではなく、
市民の対応第一に考えていただきたいと思います
うわべだけの親切はすぐに気付きます
企業でもそうですが、口が達者な方だけが評価されるやり方が、
こういう結果を生むのではないですか
はなこ 様
区役所も市役所であり、職員も人事異動で、区役所勤務をしたり、本庁勤務をしたりしています。
たまたま本庁にいるということですから、市民サービスの向上を目指すのは、当然のことだと思います。
口が達者というのは、ひとつの能力だとは思いますが、それだけで評価されるほど、企業も市役所も単純ではありません。
いろいろな職員がいますが、市民対応第一とするよう指導してまいります。
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